11月2日(土)に東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された、日本パズル選手権2019。日本各地からパズルソルバーたちが集い、熱き戦いが繰り広げられました。
出場者には参加賞として、ランダムにナンプレのブロックが印刷された3個一組のチロルチョコセットが配布されました。他のブロックを持つ人を探して盤面を完成させて解きましょう、という趣向でした。こちらの記事で元の盤面を紹介しています。
昨年を上回る85名が出場しました。中には小学生以下のお子様も。
西尾徹也代表理事による開会宣言。
今回の問題制作プロデューサー、今井洋輔先生による大会ルール説明。
初司会を務めた、津内口真之先生。
第1ラウンド スタンダード(30分)。クロスワードやナンプレ、間違い探しなど、様々な定番パズルが出題されました。
第2ラウンド バラエティー1(40分)。シークワードやビルディングパズルなどの定番パズルや、パズル雑誌では見かけないような個性的なパズルが出題されました。
第3ラウンド スプリント(20分)。ひらめき力や計算力などが必要な小問題が全25問出題されました。
第4ラウンド メカニカル(15分)。今回はブロックのピースを組み合わせて立方体を作るパズルが出題されました。西尾代表理事のプロデュース作品。なんと30秒ほどで完成させる猛者も!
第5ラウンド バラエティー2(50分)。第2ラウンドよりも難易度がアップ。あることに気づかないと解けないパズルもありました。
長丁場の本戦がようやく終了。集計の時間を使って今年ドイツで開催された世界ナンプレ選手権・世界パズル選手権の報告を行いました。派遣選手や大会中の様子などを紹介しました。
最後は表彰式。
まずは飛び賞の発表。11位~77位の、ゾロ目順位の7名が表彰されました。賞品は日本パズル連盟(JPF)オリジナルTシャツ。プレゼンターは斉藤一紀先生。(授与の写真は11位の沙京さん)
続いて、特別賞。今回は「真ん中賞」と称し、総合成績順・申し込み順・座席順※でそれぞれで真ん中になった方を表彰。 ※今回はテーブルに座席番号を割り振っており、賞のことを内緒にして自由に着席していただきました。
総合成績順はゆきだるまさん、申し込み順はことうさん、座席順は折田潤さんが表彰されました。賞品は同じくTシャツで、プレゼンターは青木真一先生。(授与の写真は折田潤さん)
続いてラウンド賞。以降は特製トロフィーが授与されました。
第1ラウンドは、森西亨太さん。プレゼンターは「アナグラムマッチ」を制作した前島奬太先生。
第2ラウンドは、同じく森西亨太さん。なんと、この日唯一の満点でした。プレゼンターは「パズルチック日本地図」を制作した藤巻徳彦先生。
第3ラウンドは、岩脇直也さん。福良拳さんと同点でしたが、じゃんけんで勝った岩脇さんにトロフィーを授与。プレゼンターは多くのひらめき問題を制作した田守伸也先生。
第4ラウンドトップは、山本悠時さん。タイムはわずか28秒でした!それに加え、2位の有松太郎さん、3位の中井亮平さんにも副賞として過去の大会で出題された立体パズルが贈られました。プレゼンターは西尾代表理事。
第5ラウンドは、またまた森西亨太さん。プレゼンターは「シームレスループメーカー~ワープつき」を制作した川辺優喜先生。
ラストは総合成績上位3名の表彰。
総合第3位は、遠藤憲さん。プレゼンターは酒井美奈子先生。
総合第2位は、槐武也さん。プレゼンターは杉本幸生理事。
総合第1位は、森西亨太さん。ラウンドで3つも1位を獲得し、ぶっちぎりの勝利でした!プレゼンターは今井洋輔先生。
1、2、3位並んでの記念撮影。
●大会結果の詳細はこちらをご覧ください。
大会終了後は同センターのレストランにて、参加者、スタッフの垣根を超えた懇親会が開催されました。料理やお酒をいただきながら、パズル談議に花を咲かせました。
今回の懇親会では一企画としてミニパズル大会を開催。「第6ラウンド」と称して、スプリント&ビジュアルの問題が15問、4択で出題されました。正答上位者にはささやかなプレゼントを差し上げました。
西尾代表理事の締めの挨拶で、懇親会も無事終了しました。
参加者のみなさま、長時間のイベントにもかかわらず、お越しいただきありがとうございました。
またお会いできるのをスタッフ一同楽しみにしています。
今回参加できなかったみなさまも、是非次回お会いしましょう!