アジア数独選手権2024報告

1月28日に静岡市葵区で日本初の国際的なパズル大会であるアジア数独選手権2024(Asian Sudoku Championship 2024 / ASC)が開催されました。アジア9カ国・ヨーロッパ2カ国から76人の選手が参加しました。
※「数独」は㈱ニコリの登録商標です。

【大会概要】
・日時:2024/01/28
・協賛:静岡県毎日会、毎日新聞社、㈱ニコリ
・大会カテゴリ:
Master部門:世界大会レベルの問題を出題。2023/08/18時点でのWPF Sudoku Rating Master以上及び希望する者が参加。
Normal部門:Master部門よりも易しい問題を出題。Master部門以外の全員が参加。
・備考:国内からは、12/2(土)の予選を勝ち抜いた27名が参加しました。

【大会ファイル】
大会当日に出題されたパズルのルールを説明したインストラクションファイルはこちら(Master部門Normal部門)です。
問題ファイル・解答ファイルをBOOTHにて販売中です(Master部門・Normal部門のセット)。

【大会の様子】
大会前日の1/27(土)には参加登録やホテルへのチェックインが行われました。
戦いの舞台は静岡市葵区の複合型エンターテインメント施設「ARTIE」です。

競技会場として、ARTIE内のシアター「LIVLIV」をお借りしました。

夕食時にはARTIE内のレストラン「Bolo」で国内外の参加者が交流を深めました。

大会当日の開会式の様子です。元世界パズル連盟会長のVítězslav Koudelkaさんの挨拶、日本パズル連盟(JPF)の西尾代表理事の挨拶やルール説明がありました。

個人戦の様子です。Master部門の26人が壇上、Normal部門の50人が手前で問題を解きました。

シアター2Fの採点部屋です。JPFのスタッフと協賛いただいた静岡県毎日会のスタッフのみなさんが76人の答案の採点を行いました。

休憩時間には協賛いただいた㈱ニコリやJPF等の出版しているパズル本の販売が行われ、国内外の参加者が押し寄せました。

団体戦の様子です。Mt. Fujiラウンドの開始直後には、印象的な盤面を目の当たりにした選手たちが一斉に驚きの声を上げました。

みなさん、お疲れ様でした!

【大会成績】
<Master部門・個人の部>
1位:Yuxuan Hu(中国・中)
2位:Ken Endo(日本・右)
3位:Sinchai Rungsangrattanakul(タイ・左)

<Master部門・団体の部>
1位:China-1(中)
2位:Thailand-1(左)
3位:India-1(右)

Master部門の全成績はこちらです。

<Normal部門・個人の部>
1位:Yifei Chen(中国・左)
2位:Highryll CJ Tan(フィリピン・中)
3位:Yinuo Wang(中国・右)

<Normal部門・団体の部>
1位:China-A(前列)
2位:Japan-A(後列左)
3位:Japan-C(後列右)

<Normal部門・個人の部・U08(8歳未満)表彰>
1位:Junseo Yang(韓国・左)
2位:Sewon Yu(韓国・右)

<Normal部門・個人の部・U10(10歳未満)表彰>
1位:Yifei Chen(中国・左)
2位:Hyunseo Kang(韓国・中)
3位:Taeeun Kim(韓国・右)

<Normal部門・個人の部・U12(12歳未満)表彰>
1位:Xuanyi Meng(中国・左)
2位:Jungwoo Min(韓国・中)
3位:Yejin Cho(韓国・右)

<Normal部門・個人の部・U15(15歳未満)表彰>
1位:Yinuo Wang(中国・左)
2位:Jisoo Lee(韓国・中)
3位:Soonhyuk Ji(韓国・右)

<Normal部門・個人の部・O50(50歳以上)表彰>
1位:Teiko Hagimoto(日本・中)
2位:Ran Liao(中国・左)
3位:Ching-Shou Lin(台湾・右)

Normal部門の全成績はこちらです。

【メディア】
アジア数独選手権2024の様子が以下のメディアに取り上げられました。

・毎日新聞デジタル
国内初の数独国際大会、熱帯びた会場 団体・個人で日本勢準優勝
https://mainichi.jp/articles/20240202/k00/00m/040/114000c
※本記事は毎日新聞の2/2(金)夕刊にも掲載されました。


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