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アジアナンプレ選手権2019 参加者募集のお知らせ

2019年1月に、アジアナンプレ選手権2019 (2019 Asian Sudoku Championship)がフィリピン・アンヘレス市で開催されます。

アジア各国からナンプレの解き手が集まってその腕を競う大会で、今回が3回目の開催となります。前回に引き続き、一般の皆さまから参加者を募集いたします。以下の大会概要・募集要項・注意事項をよくお読みの上、ご興味のある方はご応募ください。

※前回の大会の様子はこちらのJPF記事をご覧ください。

【大会概要】※現時点で告知されている情報です

大会名:アジアナンプレ選手権2019 (2019 Asian Sudoku Championship)
大会会場:Xenia Hotel(フィリピン・アンヘレス市)
開催日時:2019125日(金)~28日(月)

1月25日(金):到着、ウェルカムパーティー
1月26日():競技(個人戦、団体戦)
1月27日():観光、表彰式
1月28日(月):帰国

大会形式:いくつかのラウンド(個人戦5ラウンド、団体戦2ラウンド)で構成され、それぞれスタンダードナンプレやバラエティナンプレ(定番ものが大半ですが変わり種や新種もいつくか)が出題される予定です。
その他:個人戦は15歳以上、15歳未満、12歳未満、10歳未満、8歳未満の各部門で上位選手が表彰されます。団体戦は1チーム4人で構成され、上位チームが表彰されます。

【募集要項】

応募資格:日本国籍のパスポートを有し、大会の全日程にご参加いただきフィリピンまでご自身で渡航できる人であれば、どなたでもご応募いただけます。
※ナンプレの腕前は問いません。ご参加いただく方には、出題される問題のおおよその傾向を知っていただくために前回大会の問題PDFをお送りします。
※選手への付き添いとして、ゲスト参加(競技には参加せず見学し、その他のイベントには参加可能)も受け付けます。
※15歳未満の方が選手として参加する場合は、保護者の方の付き添い(ゲスト参加)が必須です。
※日本とフィリピンの往復の飛行機については、各自で手配いただきます。現地の空港集合・解散を予定しております。

参加費:一人当たり350USドル(ツイン部屋宿泊)・600USドル(シングル部屋宿泊)
※上記参加費用は、大会主催者に支払う参加費(空港とホテルの送迎・期間中の宿泊代および食事代を含む)に全額充てられます。日本とフィリピンの往復の航空代は含まれておりません。
※大会会場が宿泊ホテルとなります。
※ゲスト参加の場合も、参加費は同額です。
※日本円相当分を事前振込もしくは現地にてお支払いいただきます。

定員:年齢別カテゴリーごとに、最大4
※上記人数には、ゲスト参加を含んでおりません。
※定員を超える応募をいただいた場合、抽選を行います。
※現時点で主催者から案内されている、一ヶ国から大会に参加できる人数に基づいた定員です。今後、参加人数枠が増えるなど定員が拡大することが明らかになった場合は、改めてお知らせします。

応募方法:日本パズル連盟のお問い合わせフォームに、以下の事項をご記入の上お申し込みください。
・お名前(本名、ふりがな、パスポートのローマ字表記、のそれぞれをお知らせください)
・連絡先メールアドレス
(大項目、小項目はその他で結構です)
以下、記入欄に
・生年月日
・性別
・電話番号
・シングル部屋を希望の場合は、その旨
※ゲスト参加の方が同行される場合は、その方の情報も併せてお知らせください。
※ご記入いただいた個人情報は、本大会に関するご案内・ご連絡や参加登録のためだけに利用させていただき、この目的以外で許可なく第三者への提供はいたしません。

応募締切:2018127日(金)必着
※応募が届いた後、ご記入いただいたメールアドレス宛に詳細情報の確認および今後の手続きについてのご連絡を差し上げます。応募後一両日以内に日本パズル連盟からの連絡が無い場合は、お手数ですがお問い合わせください。

【注意事項】
・日本とフィリピンの往復の航空機や海外旅行保険等については、各自で手配いただきます。
・現地でトラブル等が発生した場合には、日本パズル連盟側では善処はいたしますが最終的には自己責任であることをご了解ください。
・なお、日本パズル連盟の広報活動のため、大会期間中には大会の様子などを写真または動画撮影し、日本パズル連盟のWebサイト、TwitterおよびFacebookに掲載することを予定しております。また、大会の記事が雑誌等に掲載される場合もあります。その際、本名および顔写真が使用される場合がある旨、ご了承ください。

世界ナンプレ&パズル選手権2018結果報告

11月4日~11日にチェコのプラハで、世界ナンプレ&パズル選手権が開催されました。世界の30カ国以上からパズルの精鋭が集ったこの選手権で、日本は今年もすばらしい成績をあげました。
世界ナンプレ選手権では個人・団体で優勝、世界パズル選手では個人3位、50歳以上の部とニューカマーの部で優勝という大活躍でした。


会場となった、ホテルインターナショナルプラハ。

【大会成績】
第13回 世界ナンプレ選手権
The 13th World Sudoku Championship(WSC)

〈個人の部〉
1位 森西亨太(日本・中)
2位 Vial-Jaime Bastien(フランス・右)
3位 Vunk Tiit(エストニア・左)

9位 遠藤 憲
25位 奥間啓水
42位 有松太郎
(敬称略、以下同)

〈団体の部〉
1位 日本(中)
2位 中国(右)
3位 ドイツ(左)

〈50歳以上の部〉
3位 有松太郎

WSC Aチーム
左から、有松太郎、森西亨太、遠藤憲、奥間啓水

WSC Bチーム
左から、槐武也、杉本卓也、吉森孝成、川辺優喜

地元メディアのインタビューを受ける森西選手

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第27回 世界パズル選手権
The 27th World Puzzle Championship(WPC)

〈個人の部〉
1位 Thomas Snyder(アメリカ・中)
2位 Ulrich Voigt(ドイツ・左)
3位 遠藤 憲(日本・右)

5位 森西亨太
15位 杉本卓也
21位 有松太郎

〈団体の部〉
1位 ドイツ
2位 アメリカ
3位 ハンガリー
4位 日本

〈50歳以上の部〉
優勝 有松太郎

〈ニューカマーの部〉
優勝 吉森孝成

WPC Aチーム
左から、森西亨太、遠藤憲、杉本卓也、有松太郎

WPC Bチーム
左から、二階堂建人、川辺優喜、山本和也、川崎猛司

皆さん、おつかれ様でした。

 

中国ナンプレ・パズル選手権2018 日本選手団参加報告

遅くなりましたが、8月11日・12日に中国の北京で開催された中国ナンプレ・パズル選手権2018の報告です。今回は日本選手のオープン参加の招待が主催者より届きましたので、一般の皆さまから参加者を募って参加してきました!

今回の日本選手団をご紹介します。前列左から山本悠樹さん/藤川美帆さん/條由花さん。後列左から円田洋一さん/大谷直也さん/奥間啓水さん
世界ナンプレ・パズル選手権の常連から国際大会初出場のフレッシュな顔ぶれまでの6名に、キャプテン役を兼ねてJPFの楠井理事を加えた総勢7名で大会に参加しました。
下の写真は、会場となった北京郊外の「中信国安第一城」というホテルです。

大会は8月11日の午前9時にスタート。
今大会はすべて個人戦で争われ、中国各地の予選を勝ち抜いた約200名に、海外から日本と韓国のオープン参加者を加えた選手たちが、午前中は準決勝4ラウンド、午後は決勝4ラウンドを戦いました。

大会冊子は全て中国語で書かれていますが、日本語と中国語はともに漢字を使う言語であり、漢字のイメージからなんとなく名前が推測できるものもあってなんだか親近感がわきます。また中国では教育の一環としてナンプレを全国的に取り入れており、大会にも数多くの子ども達が参加していました。休憩時間には元気に遊ぶ姿も。

大会も終了し、いよいよ結果発表!
海外オープン参加選手によるインターナショナル部門で、條由花さんが3位奥間啓水さんが2位、そしてJPFの楠井理事が1位となりました。

優勝はShiyu Chenさん(18歳)、準優勝はTantan Daiさん(18歳)、3位はMintong Tianさん(15歳!)で、若さの勢いと確かな実力を兼ね備えた面々は、今年の世界選手権でも日本選手の強力なライバルとなること間違いなしです。

左から、大会主催者の北京数独運動協会の沙万泉会長、Chenさん、Daiさん、Tianさんで、一番右は世界パズル連盟会長のWill Shortz氏。

左から、大会主催者の北京数独運動協会の沙万泉会長、Chenさん、Daiさん、Tianさんで、一番右は世界パズル連盟会長のWill Shortz氏。

※参加選手のコメント

大谷直也さん:今回の大会では、中国が数独にかける熱意をひしひしと感じました。この大会に参加しているのは10歳にもならない子供たちが多く、中国代表に選ばれたのも全員18歳以下。まさに数独の英才教育を受けた世代です。彼らが大人になったときどうなるのか楽しみです。

奥間啓水さん:準決勝と決勝ラウンドの問題を解きましたが、特に決勝ラウンドの問題が難しく解き応えがあり、3日間という短い期間でしたがとても楽しい時間を過ごすことができました。

條由花さん:久しぶりの国外大会参加。到着した日の夜、キャプテンの部屋に集まってルールの確認をしていると、これから大会だという気分が高まってきます。いざ大会が始まると時間があっという間に過ぎるのもこれまたいつも通りで、中国の数独の盛り上がりとレベルの高さを実感しました。慌ただしくも充実した3日間、とても楽しかったです。今度は団体戦がある大会にも参加してみたいです。
※ちなみに條さんの左に映っている男性は、韓国チームのキャプテンのパク・フンチュルさんです。

藤川美帆さん:中国選手の強さが圧倒的!ものすごく刺激を受けたので帰ってすぐ数独がしたくなりました。中国に行ってからさらに数独が楽しくなった気がします。来年もあるならまた行きたいです。
※藤川さんは和装で大会に参加! あちこちで写真撮影を求められるなど大人気でした。

山本悠樹さん:まず成績上位者は、解くスピードが速かったです。決勝のプレーオフ・PVPトーナメントを見て思い知りました。プレーオフ用の数独を私も実際にやったんですが、比較すると2,3分くらい遅れを取っているなと思います。論理・気づく力など数独を解く力が桁違いです。私個人の課題として、バラエティーナンプレを多く解ける力が必要と実感しました。また精進してまいります。中国ナンプレ・パズル選手権2018に参加させて頂き、ありがとうございました。

こちらは日本選手団最年長の円田洋一さん

みなさんお疲れ様でした。

 

日本パズル選手権2018の参加募集終了、お申し込みありがとうございました。

応募総数は92名でしたので、お申し込みいただいた方は、全員参加していただけます。
参加者の皆様に詳細メールをお送りしましたが、もし届いていない、という方がいらっしゃいましたら、
お問い合わせの方までご一報ください。

小田急線参宮橋駅から会場の国立オリンピック記念青少年総合センターまでの動画を作成しましたので、道順が不安な方は御覧ください。こちらです。